川柳カード(全12句)
※カードをクリックすると講評を表示句会での爆笑・感動エピソード
『職務歴我が家のゴミの担当者』
講師は当初、コミカルで具体的な「捨て係(玄関のゴミを持って行くだけ)」を提案しました。しかし邦さんご自身が「分別から袋まとめ、ゴミ出しまで、1から10まで全部一人でやっている!」と熱く主張。大納得の上、単なる係ではなく堂々の「担当者(管理職)」で満場一致の決定となりました!
『赤い糸よじれてお兄さんと呼び』
元の「どこでよじれた今義兄」から、具体的な結末である「お兄さんと呼ぶことになってしまった」へ変更。かつて好きだった人が姉と結婚し義理の兄になったという、少し複雑で切ない関係性が「あかいいと(5) よじれておにい(7) さんとよび(5)」の美しい五七五に劇的に生まれ変わりました。
『冷蔵庫の中で暮らせる冷が欲しい』
「日は近い」と書いてしまうと、SFの退廃的な世界や、ご遺体の安置など不穏なイメージを読者に与える恐れがありました。「冷(ひ)が欲しい」と言葉を整えることで、過酷な猛暑から逃れて冷蔵庫の涼しさを心底求める、万人が共感できるユーモアへと綺麗に昇華されました。
『米うなぎ食わず値下がり待つ夫』
「食わぬ作戦夫勝つ」では何の勝負か曖昧でしたが、実は「養殖成功による値下がりを辛抱強く待ち、ついに安くゲットした夫の辛抱強い勝利」という経緯がありました。「値下がり待つ夫」に整理したことで、節約を楽しんで辛抱強く安値を見届ける夫の愛らしい姿が浮かび上がります。